心と体を癒やすヒーリングと自然薬の薬局

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母は強い!

新年の挨拶に来た八山家は元気いっぱいだった(パパさんは鼻がグチュグチュだったが・・・)

昨年の暮れのクリスマスの夜、直ちゃんはプレゼントを渡されて「キャア!ウォーッ!」と喜びの声を挙げ、すぐテレビに繋いでゲームを始めたりして元気だった。食事の時も元気に廻りをめぐり、時々テーブルの方に手を出して食べたりしていた。

結ちゃんはもらったピンクの暖かそうなパジャマを着て、やはり上機嫌だった。

そのうちママが「直は熱がある」と言った。
直ちゃんはフラフラしていた。ママが皆の所の横の方のあいている所に布団を持ち出してきて
「ホラ、直!ここで寝て!」
次に掛け布団を持って来て
「ホラホラ」・・・「38.8度」
「結はばぁばの所に行くよ!」
「ずるい!結ちゃんは・・・」
こんな時でも直ちゃんはしっかり反応した。

パジャマ姿のまま結ちゃんはコートを着て車に乗る。
車の中でテレビドラマの陸王の最終回を聞きながら家路を急いた。

そのうち結ちゃんが咳をし始めて苦しそう。
「家にクスリがちょっとしか無いけど大丈夫かな?」
夫は「店に寄るか?」と言う・・・が、テレビの事もあり早く帰ることを優先する。
結ちゃんのカラ咳は、コンコンコンと続く様になった。
家に着くとすぐテレビ!を点ける。
最後の一回分だけあった咳止めを結ちゃんに飲ませてから、娘に電話をする。
「結ちゃんは咳が出ているからお風呂はやめるよ!」
陸王は十一時を過ぎてもまだ続いていて、結ちゃんと夫は話しながらよく見ていた。

結ちゃんは寝てから咳を一回も出さずに朝七時過ぎまでよく寝ていた。

夕方、結ちゃんを家に送っていったら「直はインフルエンザAだって!」・・・「結は隣のばあちゃんの家へ行って、寝てね!」とママが言う。
そして、翌日。結ちゃんも少し熱が出てお医者さんへ行ったという。インフルエンザではなかったと言っていた。

二日位してから
「パパの光ちゃんが熱を出して寝てる。」と連絡があった。
家の中で一番忙しくしている娘(ママ)は、今も元気に頑張っている。
「母はつよし!」になっている。

(イラスト : 菊池裕子)