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五才児の思い

今年は台風の大きいのが続いてやって来る。台風の通り道に当たると想いも及ばない程の被害が残っていく。私はそういう天災と言われるものをとても恐ろしく思っている。

「地震 ・ 雷 ・ 火事 ・ おやじ」と言われていたのは私達の親の代かな?

子供、直くんは五才になった。ちょっと前までは“おばけ”“鬼”という言葉に敏感に反応していた。

先日夫が娘の家に届け物を持って行った。その時、娘に電話で「夫の乗って行った車の顔はライトをつけると鬼みたいな目をしているから見てね」と伝えておいた。

夫が返って来て「先に電話しておいたのか?・・・ワァワァッと三人で出てきたのに『あっ!一人逃げた』なんて言ってたからさ!」
「直くんだ!こわくて逃げたね!」
『今も鬼がこわいんだ!』と思うとニンマリと顔がほころんでしまった。

店に来るとパソコンの前に背すじを真っ直ぐにし、イスの上に正座してユーチューブのガチャガチャの映像ばかり見続けている。

食事はしっかり食べてくれる時とまるで興味なくヘラヘラしていて、私が「ホラ!」と口の中へつっこむ様な時もある。あと一年も保育園に行くのは仕方ないか。年相応というのもその通りだと思わされる。側転をクルクルと二回も続けて出来たとしても五才は五才なのだ。

結ちゃんは小三だ。もう十分色々な知識も勉強してきたことも頭につまっている。携帯を持っている友達もいるらしい。ママのスマホも扱える。

直くんでさえ
「ママのスマホも遊びたい!」
「ちょっとだけね」
そう言われてスマホをママから借りて、手に持つと指でササッとやって自分で操作をして色々な画面を開いている。私はスマホやパソコンは遠ざけてばかりいたので完全に置いて行かれてしまっている。

五才児は知らず知らずのうちにおりこうになっている。直くんのためと思って、手を繋いだり、抱っこしたりしているけど、直くんの思いは違っているのかもしれない。

半年程前に直くんを抱いていたら
「おしっこ!」
と言うので
「はい!」
と私は直くんをヒザの上から下ろした。その時、
「あとで又ここのヒザの上に抱っこするからね!」
と言われたのだ。
「ハイ」
と言ったけど・・・
『エーッ?直くんは私のために抱っこしていてくれたのか?』
と思ったことがあった。

『抱いていると気持ちがあったかくて心落ちつく』
という私を気遣ってくれたのか?

五才、万才でした。