修先生のよもやま噺

病気治しは三つの癖治し 前編

皆様7月31日のブルームーンはいかがでしたか!ブルームーンとは1ヶ月に2回目の満月をいいます。ちゃんと拝むと幸せになれるとの事です。次回は2018年の1月になりますヨ。覚えておいて下さいネ。
今年は暑いですネ。館林も特に今現在17日間も35度以上の猛暑日が続いております。お身体を大切にして下さいネ。
今回と次回は「病気治しは三つの癖治し」のお話です。三つの癖、それは「体の癖」「食べ物の癖」「心の癖」です。この癖を少しずつ治せばいつの間にか病氣は治っています。病氣にならない体になります。
まず体の癖は生活の癖です。生活のリズムをつける事です。いつもおそく寝る人は早寝をする。おそく起きる人は早起きをする。お家の中の仕事の人は必ず外に出て太陽にあたる努力をする。前かがみの仕事の人は休みの時間には背を後ろに反らせる等、リズムを変えてみてください。これをやらないではどんな治療法をしても治りません。治ったとしても表面だけちょっと治るだけです。
二番目に食べ物の癖治しです。まずは「ばっかり食い」をやめる事。好きなものばかり食べて、食べ物のバランスがくずれます。嫌いだといって食べない物が一番体に必要なもののことがあります。
私はときどき患者様に「あなたの好きなものを三つ書いて下さい」といいます。そして三つの答えがありましたら、「ハイ、それをやめてみましょう。あなたの病氣は治ります。もしやめられないなら少しずつ減らしてみましょうネ」といいます。私たちは自分の食べ物で生きていますが、同時に食べ物で病気をつくっているのです。
体が陰性の人は陰性なものが好き、体が陽性の人は陽性なものが好きです。人間は温血動物だから、その陰陽のバランスは陽側にある方がいいのです。だから陰性の人は食べ物に氣をつけましょう。
甘い物ややわらかいものが好きであまり噛まないで水分を多くとる癖があります。冷たいものでなく温かいものをとるようにして下さい。甘い物(砂糖が入っているもの)や果物が好きな人は体が冷えて便秘になります。
肘や背中が痛む人は肉の食べ過ぎが多いようです。野菜と一緒に食べて下さい。リンゴ、椎茸が肉の毒消しになります。
腰痛、下半身が痛む人は魚の食べ過ぎです。大根やしょうが、みかんを食べることが魚の毒消しになります。
土の中に育つものを食べて体を温かくすることです。人参、レンコン、ゴボウ、芋、小豆などの根菜類や豆類を食べましょう。
わすれてはいけないのが本物の味噌汁です。椎茸、昆布でダシをとり、野菜をたっぷり入れて下さいネ。体が芯から温かくなります。また一番大切な事は塩分(自然塩)をきちんととることです。人間は原始の海から生まれてきたものです。ニガリやミネラルを含んだ自然の塩は血圧を上げるどころか体のバランスをとる働きをするのに一番大切なものです。特にゴマ塩、塩番茶は健康を保つ大切な食品です。
そして酵素も私たちの体の大切な働き手です。人間の体は酵素の塊です。「酵素なき所に命なし」といわれています。菊池薬局の大高酵素「酵華」は本物の野菜、果物、海藻から抽出してつくった活性化された酵素です。鈍った酵素の働きを回復させるのに大変役に立ちます。
(「心の癖治し」は次号へ続く)