修先生のよもやま噺

我々人間は自然に同調して生きています。人間の脳が絶え間なく刻んでいる脳波のリズムは遥か銀河系の彼方からやってくる波動のリズムと同じです。宇宙のパワーと同調共鳴しているのです。赤ちゃんが生まれるのは満ち潮の時が多いというのも同じことでしょう。
そして、この宇宙の波動はどうも18という数で刻まれているようです。人間がゆっくり呼吸をして一分間に18回です。その倍の36が体温となり、その倍の72が一分間の脈拍数です。そして、その倍の144が高い方の血圧数です。(だから血圧の最高値は144でいいようです。)
そして、その倍の288は、『いつも2(ニコニコ)あっ88(ハッハッ)』で笑い飛ばしていれば健康ということなんですネ。
「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮、冬はつとめて」(枕草子)とありますように日本人は魅力的な四季の変化に恵まれています。春夏秋冬といった四季の移り変わりにも当然人間の体は同調しています。
春は生、夏は長、秋は収、冬は蔵です。春のエネルギーは芽生え、発散しようとするものであり、植物は発芽し、若芽を出し、花を咲かせます。

虫は動き出し、動物は生き生きと生殖機能も旺盛となり、いわゆる盛りがつくのもこの時季です。(うらやましいですネ!)
人体も同様で、体の奥にしまっていたエネルギーを体中に行き渡らせていきます。その主役を演じるのが肝臓です。これがスムーズに行くと氣力は満ちてきて体は温まり、上機嫌で花見へ出かけるというところですが、なかなかそうもいきません。
肝の陽氣がうまく全身に巡らないことが多いのです。陽氣は頭に集中しやすいのでイライラや不眠症、血圧も上がります。精神病、ウツ等もこの木の芽時の季節に悪化します。
眼や鼻に集中しますとアレルギー性鼻炎にアレルギー結膜炎。また肝は生殖器と関係が深いので女性の生理が狂いやすいのもこの季節です。ですから肝臓の弱い人は、春は体調が良くありません。
肝が自由に仂けるよう辛味の食物を摂ります。肝が疲れないように酸味の食物も摂ります。朝は早く起きてゆったりと散歩し、天地の間の陽氣を胸一杯に吸い込んで暮らすのが春の養生方です。そして冬からためこんだものの解毒に緑のものをたくさん食すようにしましょう。
当薬局では緑いっぱいの松寿仙・バイオリンクが大評判で、この季節二倍も売れますヨ。そして肝臓に力を栄養補給にカキ肉エキスの最高級品バランスターWZ(19個の特許を持っています)が喜ばれています。つかれが取れない人は一度お試し下さい。