修先生のよもやま噺

母親は太陽であれ!

母親が太陽であるとご家族が光り輝くと思います。ただ暖かく笑っているだけ、ただ光を与えるだけでいいのです。いつもニコニコしている母親であれば子供はいつもニコニコしている。いつもイライラしている母親ならば子供はいつもイライラしているようです。

母親の生き方、考え方が子供に投映されます。子供をしっかり教育するんだ、しつけをするんだ、ちゃんと子育てをするんだと意気込んで毎日子供のあら探しをして、怒って悪いところを指摘して説教ばかりしていると、その不機嫌な親とまったく同じように不機嫌な子供が育ちます。母親が教育に熱心であればあるほど、しつけに厳しいほど子供は笑顔を失います。笑顔のない母親には笑顔のない子供が育つのです。

逆に教育やしつけにあまり熱心でなくてもニコニコして楽しそうに生きている母親がいるとしましょう。そうするとその子供は母親と同じようにいつもニコニコと楽しそうに生きる事になります。子供の人格は母親によって形成されるのです。父親の人格や父親の生き方というものは子供の人格形成にあまり大きな影響を与えないようです。

父親は母親がいつもニコニコと穏やかに暮らすために父親が精神的な安定を与えるという役を担っています。母親が穏やかでにこやかに生きられるように支えてあげる。後から支えてあげる。脇から支えてあげるというのが父親の大切な役割と思います。