松枯れの原因は「土壌の酸性化」なのだそうです。寄生虫やカミキリムシが原因ではないのです。
寄生虫やカミキリムシが原因だと考えて、殺虫剤をまく。すると増々「土壌の酸性化」がすすみ、松が弱っていく。
松の土壌をアルカリ化することで松自身が強くなるのです。生きることに適した状態にしてあげる事が大切なのです。
では、人が病になるとはどういうことかと考えれば、病は結果でありまして、原因ではないですから、結果だけ取り除いても病の原因はなくならないのです。
先程の例ですが、寄生虫やカミキリムシを取り除いても松は元気にならないのと同じです。
では、どうやって原因を探るのでしょうか?
木々が弱った場合には酸性化している土壌を弱アルカリ性にします。その時は土に灰を撒いて行います。酸性化した土壌では根が弱ります。木々は根から水や養分を得て生きているからです。
私たち人間は腸から養分を得ています。腸内が弱アルカリ性に保たれてこそ、植物の根と同様の働きをしてくれるのです。
体内が酸性化しているということが病の原因の一つだと考えられるのです。
ガン患者の血液を調べると、ほぼ全ての患者の血液はいわゆる酸性なのだそうです。体内が酸性化しないようにする事が病という結果を出さないのではないでしょうか。
今の生活環境では体内の酸性化を防ぐのは難しいですが、例えば普通に生活をしていても、大気汚染、科学物質、電磁波、紫外線、ストレス、睡眠不足、アルコール、タバコ等々のように酸性化させる素は色々ありすぎますので・・・
できるだけ抗酸化物質を摂りましょうとしか言えないのですが、食事の中で摂るのなら、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールを含んだものを摂りましょう。例えばトマト(リコピンが豊富)、アーモンド(オメガ-3脂肪酸)、ブルーベリー(アントシアニン)、豆腐(イソフラボン)等々です。
そして松寿仙と酵素が体内の酸性化を防ぎます。腸内の環境を整えるならクロレラも良いです。
しかし、松寿仙を飲んでいるから無理が出来るわけではありません。解毒剤があるから毒を飲んでいい訳ではないですから。