“You are what you eat”
アメリカにはこういう格言があるようです。
「あなたが食べたものがあなたである。」ということらしいのですが、現代の私たちの食生活は、少し歪んでしまっているような氣がします。
それは何故かと考えてみますと、人の体の主な成分比率は、
- たんぱく質 46%
- 脂質 43%
- ミネラル 11%
- 糖質 1%
です。(水分は除いてあります。)
そして、私たちの食事のバランスは
- 糖質 68%
- たんぱく質 16%
- 脂質 11%
- ミネラル 5%
とのことです。
体を構成している糖質は1%なのですが、食事の割合では68%も摂っています。必要のない糖質はどうなってしまうのでしょうか?
体内のたんぱく質は糖と結びつきます。そしてアマドリ化合物というたんぱく質に変質します。
そして、アマドリ化合物は高濃度の糖にさらされると、本来のたんぱく質とはまったく違う「終末糖化産物」になるのです。
これが世にいうところのAGE(Advanced Glycation End Products)です。
アマドリ化合物は糖の濃度が下がると元の正常なたんぱく質に戻るのですが、AGEになると元のたんぱく質、糖質には戻らないことも知られているのです。
AGEは体内でどんな影響を及ぼすのでしょうか?
AGEが体内の部位に蓄積すると、その部位は老化が進みます。コラーゲンにAGEが蓄積すると肌がたるみます。頭皮に蓄積すれば薄毛になります。
現代は特に糖質の多い食生活になっておりますので、食事のバランスを考えてみてはいかがでしょうか?
You are what you eat を考えるのならば、現代人はAGE人間ではないでしょうか?
私が考えるバランスは自然界の調和そのものだと思っています。必要なものを必要なだけ。とてもシンプルなのだと思います。
その意味ではクロレラは全体食として知られており、ビタミン、ミネラルのバランスはとても良いです。
さらにデトックスもしてくれるので、食事の補助としてはとても助かるのです。