裕子先生の家族日記

迷子ちゃん

昨年の12月の日曜日に夫と2人で孫2人・娘の3人と千代田ジョイフルの2階で待ち合わせて早めの昼食をとった。特に買物の予定もなく、まだ席もすいていたので、のんびりしながら夫がトイレに行ったのを機に席をたって食堂を出た。歩き始めたら、「直ちゃんがいない」夫の後を追ってトイレに行ったのかな?そう思ってトイレに行って声をかけても反応がない。「直ちゃん!直ちゃん!」と呼びながら、あちこち探してみた。その時、食堂の方から大きな鳴き声で飛び出して来た直ちゃんが「ママーー、ママー!!、エーーン」と通路に倒れこんだ。

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「直ちゃん!」顔をあげ、泣き止んで、手をつなぐ。「ママのところに行こうね」歩き始めたら直ちゃんが手をひっぱり斜め方向の棚に連れて行く。

品物を一つしっかりとつかむ。
「欲しいの?」「ウン!」レジでお金を払いペタンとシールを貼ってもらうと嬉しそう。直ちゃんを1人にした大人が悪いんだ。

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その後の冬休みの時、アピタに孫2人・娘とおもちゃ売り場に行った。直ちゃんはひざをついておもちゃを見ながら「ママー!トッキュウジャーがあるよ!」「ママー!○○レンジャーだよ!!」大きな声でしゃべりっぱなし。「直ちゃんは大きな声でよくおしゃべりしてるね」と娘に言うと、「この前またイケヤで迷子になったからママに聞こえるように大きな声で話しててね!!って言ってあるの」

直ちゃんじゃなく親が見ててあげる責任があるよ!と思います。「パパが見てると思った。」「ママが見てると思った。」ではね・・・

(イラスト : 菊池裕子)